2011年5月8日日曜日

Google app engineのキモはデータストア「ではない」

Google app engineを使うにはデータストアの使い方が重要である、とよく言われている。
これは間違ってはいないけれど、でも必要以上に強調されすぎているきらいもある。
つまり、「データストアを理解していない=Google app engineでアプリが作れない」という等式が成り立っているのではないかということだ。

今回「作ればわかる!Google app engine」という本を書いた。後半の章のアプリはそれなりに本格的なものになっている。データ操作にはJDOを使っている。それでもクォーターはほとんどが上限に達していない。というか、ほぼ2〜3%だ。もちろんこれにはカラクリがあり、(残念ながら)アプリを見に来てくれる人がほとんどいないからだ。必要にもならないパフォーマンス改善テクニックよりも、チューニングが必要となるほどたくさんの人が集まるサイトを作るアイデアこそ、本当はGoogle app engineのキモだと思う。まあGoogle app engineに限らないことだけど。

なんだかとりとめなくなったけど、言いたいことは「Google app engineは敷居が低いから、アイデアを思いついたらとにかく作ってみようよ」っていうこと。

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