2009年6月6日土曜日

mission imposibble

さくらの専用サーバで、OpenVZを使って仮想化環境を作る話は、結局完成しませんでした。

・第1の失敗
OpenVZでカーネルを差し替えるときに、差し替え用のカーネルがCPUの種類やメモリの使用量などによって何種類かに分かれます。
cat /proc/cpu
で確認したところマルチコアCPUだったので、まずはマルチCPU用のカーネルに差し替えて再起動を行ったところ、再起動せず。どうやらカーネルパニックになってしまった様子。

→ サポートに再起動依頼。5,250円支払いました。

・第2の失敗
おそらくは一番安全なシングルCPU用のカーネルを使えばいいだろうと思うも、再び有料の再起動をしたくはないので手を考えることにしました。方法としては、カーネルを差し替えて再起動するときにパニックになったら次のカーネルを使うよう、fallback設定をgrubに対して行います。こんな感じです。

default=0
fallback 1
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title CentOS_OpenVZ (2.6.xx-xxstub.x.xx.el5) ←xxのところは、もう設定が残っていない
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-xx.xstub.xx.el5 ro root=/dev/sda2
initrd /initrd-2.6.18-128.1.10.el5.img
title CentOS (2.6.18-128.1.10.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-128.1.10.el5 ro root=/dev/sda2
initrd /initrd-2.6.18-128.1.10.el5.img

しかし再起動すると、再び反応なし。想定通りなので再起動してもらうと、やはり反応なし。おかしいなと思ってサポートに再び電話。その結果、カーネルは正常に起動しているが、ネットワークインターフェイスがダウンしているということ。

→といわれてもどうしようもないので、再び再起動依頼。5,250円


その後、Xenを一度動かしてその上でOpenVZを動かそうとも考えましたが、Xenもカーネル差し替えが必要だということがわかり、あきらめモードです。
まあ、仮想化ができなくてもそれなりにやりたいことはできるので、次の一手に進みたいと思います。

次はOpenVPNです。

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